2021年(令和3年)10月最後の土曜日と日曜日、そして11月3日(水)の「文化の日」は、全国の観光地・繁華街が大勢の人々で賑わっていました。
10月下旬に、全国で
緊急事態宣言
が解除され、今までの自粛の反動が一気に現れた格好です。
新型コロナウイルスの新規感染者数が、日に日に減少しているおかげと言えます。
首都東京より、大阪の方が・・・?
首都である東京都の新規感染者数も、ここ最近は
20〜30人/日、
日によっては一桁にまで減っています。
感染者数の減少は何よりです。
マスコミの報道に安心感が見られるのも納得できます。
しかし、嫁と私はテレビのニュースを観ていて、ある疑問を抱きました。
「あれ?東京都よりも大阪府の方が、感染者数が多い・・・。」
大阪府も感染者数が多かったが・・・。
大阪府も、東京都に次ぐ新規感染者数に苦しんでいました。
他のほとんどの都道府県より多いのは、仕方ないでしょう。
しかし、大阪府の最近2週間ほどの新規感染者数は、日によってバラツキはあるものの、大体
20〜60人/日
ほどの範囲内です。
多くの日で東京都を上回っています。
大阪府の人口は東京都の約60%、しかし感染者数は逆転!
東京都のWebサイトでは、令和3年10月1日現在の人口が発表されていました。
人数は
14,028,589人。
大阪府のWebサイトでも、10月1日現在の人口が発表されています。
人数は
8,812,117人。
大阪府の人口は、東京都の
約62.82%
です。
単純に人口比率で考えれば、大阪府のコロナ新規感染者数は、
東京都の60〜70%
程度になるのが自然ではないでしょうか。
10月末頃には、
東京都で約20人、大阪府で約60人
という日がありました。
大阪府の数字が東京都の3倍になるのは、おかしいのでは?
東京都の数字がおかしい?大阪府の状況がおかしい?
東京都のコロナ対策が、特段優れているようではなさそうです。
繁華街にも、人出がかなり戻ってきています。
東京と大阪の数字の逆転現象は、一体何が要因なのでしょうか?
嫁は
「東京都が数字をごまかしているんじゃ?」
と疑っています。
過去の経緯からすると、その可能性は捨て切れません。
一方、私は
「大阪府のコロナ感染状況が、他の都道府県より悪いのでは?」
という不安を抱いています。
全国で一時的に感染拡大が収束している中、大阪はその度合いが小さいのでは?と疑ってしまいます。
最後に・・・。
関西のテレビニュースでは、大阪キタ・ミナミの繁華街の様子がよく報じられます。
東京と同様、人出は急速に回復し始めています。
しかし、キャスターや解説委員、コメンテーターたちは、東京都と大阪府の数字が逆転していることには、全く言及していません。
単純に人数が減ったことを喜ぶだけで、大阪府の人数がほぼワーストである点は、気にしていないように見えます。
本来、そういう点にこそ注目して調べるのが、マスコミの役目だと思うのですが・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 