以前このブログで、
「親戚の子に藤子不二雄エキスを注入中!」
という記事を書きました。
1970年代前半に生まれた子供たち、すなわち2020年8月時点で45~50歳の人たち(男女を問わず)は、程度の差こそあれ、藤子不二雄エキスを体中で吸収してきたはずです。会社で部下や後輩を叱責している貴方も、成績のパッとしない我が子を[…]
嫁の妹の息子(小学二年生)に誕生日プレゼントとして、藤子・F・不二雄先生の不朽の名作
「オバケのQ太郎」
全12巻を贈ったという話です。
オバQを熟読しているという話を聞き、『新オバQ』も全巻発送!
前回の記事では、最初は興味を示してくれなかった男の子が、しばらくすると熱心に読んでくれるようになった、というところまででした。
その後について、誰からも続報を依頼されていませんが、その後の状況についてお伝えします。
あれ以降、その男の子Sくんは完全に「オバQ」ワールドの面白さにハマったようで、全12巻を二回繰り返して読んだとのこと。
嫁経由でそれを聞いた私は、
「よし!Sくんは確実に藤子不二雄エキスを体内に摂取している。真の藤子ファンに育てるには、今がチャンスだ!」
と考えました。
そして、嫁に頼んで「新オバケのQ太郎」全4巻をAmazonから発送してもらいました。
前回は、義妹から『なぜオバQなのか?』との質問があった・・・。
数日後、嫁に義妹からお礼のLINEが届きました。
今回は
「なぜ『新オバQ』をチョイスしたのか?」
という質問はなかったそうです。
前回「オバQ」を贈った際に、嫁が義妹からのメールで
「お兄さん(私のこと)はなぜ『オバケのQ太郎』を選んだのでしょうか?」
という質問を受けました。
至極真っ当な疑問でしょう。
令和の小学二年生に「One Piece」や「鬼滅の刃」のような現在進行形の人気作品ではなく、「オバQ」を12冊も送り付けて来るのはなぜか?と思われてもやむを得ません。
一言でズバリ言えば
「自分がオバQが大好きだから。」
という、極めて個人的な理由でしかありません。
21世紀の日本において、少しでも多くの子供たち(大人でも構いませんが)に藤子マンガの素晴らしさを広めていきたいという、いわば宣教師のような感情に突き動かされた行動と言えます(エエカッコし過ぎてスイマセン・・・)。
予想外の早さで『藤子チルドレン』に成長中!
その後しばらくして、嫁が義妹とLINEのやり取りをした際、Sくんは「新オバQ」も楽しんで読んでくれていることが分かり、私は胸を撫で下ろしました。
何と、トイレの中でも読んでいるとのこと。
私の期待を超えるスピードで「藤子チルドレン」への道を歩んでくれていることに、私は嬉しくなりました。
今後の布教活動(?)にも自信が湧いてきました。
最後に・・・。
次回はどの作品を送るか、現在検討中ですが、次は藤子不二雄A先生の作品を送りたいと考えています。
「怪物くん」か「忍者ハットリくん」あたりが無難でしょうか。
私の大好きな「ブラック商会変奇郎」は、嫁から却下される確率が90%超でしょう・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。