9月入学よりも、駄菓子屋復活を国会で議論せよ?

時事ネタ(夫)

現在40歳台半ば以上の方の多くは、子供時代に駄菓子屋でお菓子を買った経験をお持ちだと思います。

駄菓子屋は、大抵商店街の一角や、小・中学校の近くにあります。
年配の方が一人で切り盛りしたり、夫婦や家族で営んでいたりというのが定番です。

「駄菓子屋って、どんな所?」

という若い世代の方々のために説明すると、

一般のスーパーやコンビニで売っているサイズではなく、その場で食べきれる小さいサイズのお菓子や飲み物、それから玩具店の商品ほど複雑でない玩具、景品の当たるクジなどを売っている、小さい店舗です。

狭い店内の至る所にお菓子や飲み物など、様々な商品が並べてあり、客(小学生や中学生)が4~5人入れば満杯という感じです。

主な商品はスナック菓子やラムネ菓子、チョコレートやクジ、清涼飲料、小型の玩具(プラモデルやゲーム)です。

店によっては、お好み焼きやキャベツ焼きなどの粉物も売られています。

そして、一つ10円~20円程度の商品が大多数です。

商品名を挙げていくと、コーラ餅、モロッコヨーグル、ボンタンアメ、うまい棒、やまとの味カレー、オリオンのラムネ(コーラ味など)、オレンジシガレット(ココア味もあり)、笛ラムネ、マルカワのガム、透明のプラスチック容器に入ったせんべい etc・・・。

書き切れないのでここらで止めますが、本当に種類が豊富でした。

正直、今になり振り返ると、身体にはあまり良くなさそうなものばかりですが、そういうものほど欲しくなるんです。

大人になった今なら、金の力に物を言わせて(笑)大量に大人買いできますが、子供の頃は100円が大金でした。好きなだけ買うことはできません。

そこで、子供たちは

「今日は何個買えるかな?」

「あれとこれの組み合わせが、一番量が多くなる。」

など、色々考えを巡らせます。

今で言う、コストパフォーマンス(費用対効果)を追求していたのです。

無尽蔵に資金があるよりも、手持ちの資金に制限がある方が、色々知恵が浮かび、効率的にお金を使えるーーー

大人のビジネスにも通じる真理を、子供たちは駄菓子屋で体得していくのです。

知育玩具と同等、もしくはそれ以上の効果かもしれません。

また、お店のおじさんやおばさん、他の子供たち(年上、年下の子も含む)と関わりを持つことによって、人間関係の築き方や礼儀などを、自然に学ぶことができます。

色々な家庭環境・背景を持つ子と交流することで、「自分と異なる人」を否定せず理解しようとする力も養えると思います。

家庭と学校だけが子供にとっての社会ではないのです。

現在は昔と比べ、駄菓子屋の数自体はかなり減ってしまいましたが、日本各地でまだまだ頑張っているお店も多いです。

私のような「昔の子供」世代だけでなく、駄菓子屋体験のない若い世代が興味を持つようになっているらしく、マスコミやインターネット、SNSで駄菓子屋及び駄菓子が取り上げられることが増えています。

物心ついた頃からデジタル機器に囲まれ、ボタン一つで何でも家に届くことに慣れた若者たちには、レトロの代表格で、他人と直接交流せざるを得ない駄菓子屋は、新鮮に感じられるのでしょうか。

コロナ禍で学校が休校となっていた間に、突然導入への動きが進んでいた
「9月入学」も、先日見送りが決まりました。当面は現行制度を維持とのことです。

「世界のグローバル化に適応できる日本人を育てる」

という目標そのものは理解できますが、若者の学力・能力向上という最重要目標から思い切り逸脱した、中身カラッポの議論だけが進んでしまいました。

大学入試センター試験に代わる新試験についても、あまりのお粗末な内容に批判が集まり、振り出しに戻ることとなりました・・・。

それならばいっそのこと、日本全国の駄菓子屋の数を増やし、子供たちの「もう一つの学校」としての教育の場とした方が、将来の日本を担う、真のグローバル人材を育成できると思うのですが…。

しかし、三世、四世までいる世襲議員(首相、財務大臣も含む)たちや、高学歴に似合わないダメ政策を編み出して来るエリート官僚たちは、駄菓子屋なんて行ったことないんでしょうね・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。