テレビやラジオのアナウンサーも「非正規」だらけ!?

時事ネタ(夫)

今年のコロナ禍の影響で、2008年のリーマンショック時に続き、再び非正規労働者の雇用が脅かされる事態となっています。

今回は、2008年よりも大規模化、そして長期化することが予想されています。

テレビ・ラジオや新聞・雑誌などのマスメディアでも、この問題は大きく報道されています。

しかし、当のマスコミ、特にテレビ・ラジオにも非正規雇用が拡大していることを、昨年辺りから感じるようになりました。

局アナがいるのに、フリーアナウンサーがニュースを読んでいる!

関西地方の某テレビ局で、早朝の情報番組を放送しています。

局アナの男性と女性がMC(男性アナがメイン)で、日替わりでコメンテーター(評論家など)や芸能レポーターが出演します。

その上、フリーアナウンサーの女性三人が、日替わりのような形で出演していました。

ニュース映像の原稿は、MCの局アナが読めるはずです。

しかし、フリーアナの人たちが原稿を読んでいます・・・なぜ?

メインの男性アナは、自らコメントしたり、コメンテーターに話を振ったりして、それなりに色々喋っています。

しかし、女性の局アナは芸能コーナー以外はほとんどコメントせず、ただ立ってニコニコしているだけ。

たまに原稿を読むと、かなりの確率で噛んでしまいます。

噛み過ぎて口の中に傷ができ、口内炎になり、そのせいでまた噛んでしまうという悪循環になっているのでは・・・と、余計な心配をしてしまうほどです。

対して、フリーアナ三人は、割と無難に原稿を読んでいて、安心感があります。

彼女たちは全員、地方テレビ局でアナウンサーをしていた経験があるそうで、原稿読みが上手なのも納得がいきます。

女性局アナのアナウンス力が不安定なので、フリーアナの方々が補っているのでは?と推測します。

お天気コーナーでも、以前はその女性局アナが、気象予報士の男性とトークをしながら進行していたのですが、昨年の途中からそのコーナーにも出なくなり、フリーアナの三人が務めるようになりました・・・。

しかし、フリーアナウンサーは芸能事務所に所属している、いわばタレントです。収入などの待遇は、局アナには及ばないはずです。
フリーの三人は、その状況をどう思っているのでしょうか。

ところが、今年の4月からは、コロナ禍の影響でしょうか、フリーアナの三人はスタジオ出演がなくなりました。

しかし、ニュース映像のアナウンスは、相変わらず女性局アナではなく、声からするとフリーアナの方々が読んでいるようです(前日に収録しているのでしょうか)。

ラジオのニュースまでフリーアナウンサーが読んでいる!

上記のテレビ局はラジオ放送もしており、その局のアナウンサーは、テレビとラジオの両方で仕事をしています。

その局のあるラジオ番組をよく聴いているのですが、定時のニュースを読むのが局アナではなく、フリーアナウンサーであることが多いのです。

その局のテレビ番組に出演している人や、他のラジオ局でニュースを読んでいた人もいて、驚きました。

もちろん、アナウンサーの仕事は多岐にわたり、局アナの人たちも毎日忙しいはずです。

しかし、生番組に出られるアナウンサーが一人もいないなどということは、ないはずです。

①フリーアナの方が経費が安上がりになる。②生本番を経験して修業すべき若手局アナが下手なため、ニュースを読ませられない。などが理由ではないかと、邪推してしまいます。

しかし、もし①か②、あるいは両方が理由だとしたら、放送局としてはいかがなものかと思います。

自前の人材を活用せずして、存在意義はあるのでしょうか・・・。

局の看板、ニュース番組でも局アナは蚊帳の外?

別のテレビ局で放送している夕方のニュース番組では、男性の局アナがメインキャスターを務めています。

そしてパターン通り、日替わりのコメンテーター(学者、弁護士、元アスリートなど)がゲストです。

メインの横にサブキャスター(アシスタント)がいるのも普通ですが、この番組のサブキャスターは局アナではなく、大手芸能事務所所属の女性フリーアナウンサーです。

この人は、あまり噛むことがなく、安心して観ていられます。

最近はコロナ対策のためか、週2日は若手局アナがサブを務めていますが、これにも疑問を感じます。

夕方のニュース番組と言えば、各テレビ局の看板番組です。メイン、サブともその局のスター的存在のアナウンサーや、若手有望株のアナウンサーを、売り出し育てていく場であるはずです。

この局には実力のある女性アナウンサーが何人もおり、女性アナがメインキャスターを務めていた時期もありました。

様々な内部事情があるのかもしれませんが、育成の手間を惜しんで外部の実力のあるフリーアナを起用するのは、安易過ぎないかと思ってしまいます。

フリーアナの人たちも、局側に便利使いされているようで、気の毒に感じます。

最後に・・・。

こうした現象は、東京の各キー局のニュース番組やバラエティー番組では、既に以前から見られます。

それらの番組でメインキャスターやMCを務めるフリーアナウンサーは、高額のギャラをもらっており、もし急に仕事がなくなっても、しばらくは困らないでしょう。

しかし、それ以外のほとんどのフリーアナは、立場としては一般の非正規労働者とさして変わらないのではないでしょうか。

女性フリーアナへのセクハラが時折週刊誌などで報道され、それが原因で大きな仕事を棒に振った元局アナの男性がいました・・・。

表では非正規労働者の窮状を訴えながら、自分たちは非正規雇用のシステムを活用しているのは、二枚舌ではないかと言いたくなります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。